人ナビ養成講座 川の安全 平成23年9月17日(土)
川の安全 平成23年9月17日(土)
“天竜川の治水や防災について学ぶ”
天竜川の地質と過去の災害現場を探訪。国土交通省の杉山氏より諏訪湖から海に注ぐ河口までについて学び、参加者からも地域の過去の災害について語ってもらった。
- 笠井公民館会議室
- ミニ講座・川の防災の歴史について学ぶ「天竜川の話」
![]() 川の防災の歴史ミニ講座 |
- 現地視察
- 鳥羽山公園
彦助堤
天宝堤
安間川
![]() バスでの視察・下流から上流へ |
![]() 鳥羽山公園から市街地を望む |
![]() 天竜川と市街地 |
![]() 筏問屋田代家 |
![]() 川の歴史についてミニ講座 |
![]() 彦助堤 |
![]() 昔の堤防についてミニ講座 |
![]() 集合写真 |
![]() 道路沿いに残る天宝堤 |
- 彦助堤(ひこすけづつみ)
- 江戸時代の天竜川支流の堤防跡。江戸時代、浜北段丘沿いを小天龍という天竜川の支流が流れており、その洪水を防ぐため造られた堤防である。名の由来は、土地の所有者新原村の松野彦助による。現在も300mの長さで堤防が残っている。
所在地:浜松市浜北区新原
- 天宝堤(てんぽうづつみ)
- 奈良時代の天竜川堤防跡。奈良時代の天竜川は、あらたま(荒玉)川と呼ばれており、現在よりも西側を流れていた。奈良時代の歴史書「続日本紀」に天宝字5年(761)に荒玉川の堤防を修理したことが記されており、ここがその堤防の一部と考えられている。現在は17m程しか残っていない。浜松市指定遺跡。
所在地:浜松市浜北区道本